宝塚歌劇団プロジェクト

母の手料理と真っ白いごはんが “こころにおいしい”ベスト風景!
明日海りおさん率いる新生花組が上演し大好評を博した『エリザベート -愛と死の輪舞―』が10月11日から東京宝塚劇場で幕を開けている。1996年の初演以来、観客動員数200万人を超える人気ミュージカルである。
8回目の今回は、透明感と新鮮さ溢れる演技でファンを魅了する明日海さんが黄泉の帝王トートを、可憐さの中にも芯の強を秘めた蘭乃はなさんが孤高の皇妃エリザベートを演じて美しく神秘的な世界を創りあげている。
新生花組の若いエネルギーと美しい音楽が織りなす“愛と死の輪舞”は客席の期待を裏切ることなく感動を呼んでいる。
皇太子ルドルフとハンガリーの革命家ジュラの二役を役替わりで演じ、新しい花組の男役スターとして注目されている芹香斗亜さんに、役づくりや“こころにおいしいごはん”についてお話いただいた。

役替わりの二役にもご注目ください

―役づくりについて教えてください。

皇太子ルドルフはハプスブルク家を守りたいがゆえにハンガリーの独立運動を起こしたのではないかと思うんです。
儚さや脆さだけではなく、革命家と同じ熱い想いを持ち、国を守りたいという想いを秘めた皇太子を演じられたらと思っています。
孤独なルドルフとは対照的に、ジュラには革命家の仲間がいて心強いです。
ハンガリーの独立を狙った熱い闘志をもった革命家ということで、エリザベートの人生に直接的に関わることはないのですが、彼女の人生において重要な意味を持つハンガリーの独立をよりクローズアップできるよう演じたいです。

―公演への意気込みをお願いします。

エリザベートという作品は歌がとても大事だと感じます。
この作品は楽譜に忠実に歌えば歌うほど、より役の心情が伝わるようにできているのではないかと思うのですが、口ずさめてしまう曲も実は意外に楽譜では難しいんです。 だから楽譜に忠実にということに重きを置いています。

皆様の期待を裏切らない責任感と集中力をもって舞台に挑みたいと思いますので、楽しみにお越しください。


泣きながらごはんを食べた新人公演初主演

―これまでで印象に残っている役は?

忘れられないのは、やはり新人公演初主演の『愛と青春の旅立ち』です。
それまで銀橋を一人で歩いたこともなく、手も足も出ない状態で、お稽古中は毎日泣きながらごはんを食べていました。辛くてもお腹は空くんですよね(笑)。
できないし不安だし劇団でも家に帰っても泣いてましたが、舞台は好きなので本番は気持ち良かったです。

それから花組に組替えしてからのバウホール公演『フォーエバーガーシュイン』も印象深い作品です。
実在の人物ですが、野口幸作先生が私に合うように書いてくださいました。 初主演なので、本当はもっと苦しまなくてはいけないのでは?と思ってしまうくらい、楽しかったです。
花組の皆さんに明るく、力強く支えていただけたからこそできた公演だったと思います。

組替えが責任感を強くしてくれました

―ターニンングポイントはありましたか?

2年半前の組替えがターニングポイントだったと思います。初舞台から星組だったのですが、手取り足取り教えてくださった方々のいる組を離れ花組に異動した時に、もう甘えていられないという気がしました。
組替え後は沢山の役もいただきましたし、弱音を吐いていられないというか、自分に甘えていられないなと思ったんです。
今は、ずっと花組にいたんじゃないかと自分でも勘違いするくらいすっかり馴染んで楽しんでいます。

―舞台人として大切にしていることを教えてください。

舞台に立つ時は集中力です。そして自分が楽しむのも大事です。でも一番大切なのはお客様に楽しんでいただくことなので、“自分はその役になる過程で苦しむことを楽しむ”ということをモットーにしています。


―健康管理で心がけていることは?

新人公演を卒業して時間もできましたし、自炊はそろそろしたいと思っているのですが、まだできていない状況で(笑)。終演後は劇団の食堂でしっかりいただいて、夜はきちんと休むことが健康管理の秘訣かなと思います。メンタル面はどちらかといえば強いほうだと思います。あまり気持ちの浮き沈みがないので、特になにもしなくても大丈夫みたいです。

―食生活で意識されていることはありますか。

ごはんを食べないと元気がでないので、舞台に上がるには必ずごはんを食べるようにしています。特に歌う時には、私はパンでは力が出ないのでお米とかお餅がいいですね。お餅はオーブントースターで焼いてお醤油や海苔で食べるのが好きです。私の舞台にごはんは欠かせません。

祖父母のつくるお米がおいしいんです

―お米でお好きな銘柄はありますか?

父方の祖父と祖母が高知県でお米を作っているので、小さい時からずっとそれをいただいてます。
出荷はしていないのですが家族の分は作ってくれていて、本当にありがたいです。
祖父母のお米に支えられていますね。

芹香さんにとって、“こころにおいしいごはん”とは?

―心安らぐのは、母の作る手料理と真っ白いごはん

たくさん思い浮かびますが、やはり母のつくる手料理と真っ白いごはんです。
母はすごく料理が得意で、食卓にはいつも沢山の料理が並んでいました。
今もうちに来てごはんを作っておいてくれるんです。
和食が多く、野菜をたくさん使うのが特長です。
サラダとか野菜炒め、お浸し、スープ…父が野菜好きなのでその影響もあると思います。

母の手料理で一番好きなのは、具だくさんのミネストローネスープ。優しい味です。


―ゴーゴーご組の皆さんへメッセージをお願いします。

おいしいごはんを食べて元気に毎日をお過ごしください。
そして幸せで心を満たすためには、ぜひ宝塚歌劇を観にいらしてください。劇場でお待ちしています!

芹香斗亜

兵庫県神戸市出身。2007年『シークレット・ハンター』で初舞台。同年星組に配属。2012年花組に組替え。2010年『愛と青春の旅立ち』で新人公演初主演。2012年『サン=テグジュペリ 』新人公演主演。2013年『オーシャンズ11』新人公演主演。同年バウホール公演『フォーエバー・ガーシュイン』でバウホール初主演。同年『愛と革命の詩―アンドレア・シェニエ』新人公演主演。

芹香斗亜
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