宝塚歌劇団プロジェクト

 

月組公演『夢の浮橋』『Apasionado!!(アパショナード)』(宝塚大劇場:11月7日~12月11日 東京宝塚劇場:1月3日~2月8日)に出演中の遼河はるひさんと城咲あいさん。男女の愛、男の友情、そしてそれを取り巻く複雑な人間模様を描いた『夢の浮橋』では、遼河さんは匂宮の兄二の宮でありながら人生に翻弄され落ちていく人間の葛藤を熱演。城咲さんは、思いのままにならない人生を匂宮と薫に悟らせる、本編の源氏物語には登場しない小宰相の君を生き生きと演じられています。一方、情熱的でエネルギーに満ちたダンスショー『Apasionado!!』では、遼河さんはライオンに扮したりドレスを着たりと大忙し。城咲さんは、その小柄な身体からは想像ができないほどのパワー溢れるダンスを披露しています。そんなおふたりに、これからの夢や「こころにおいしいごはん」について、担任のちか先生がうかがいました。

ちか先生:おふたりともごはんが大好きとのことですが、何かこだわりはありますか?

城咲さん:とにかく白いごはんが大好きです。特に、白いごはんとコロッケ、お味噌汁という組み合わせがお気に入りです。

遼河さん:私は、食事の最後には必ずごはんを食べます。ときにはおかずだけでおなかがいっぱいになるときもあるのですが、そういうときは少し休憩してからごはんを食べる、それほどごはんが大好きです。

ちか先生:自炊されるのは大変ではないですか?

遼河さん:疲れているときでも、ごはんと味噌汁だけは作るようにしています。ごはんはどちらかといえば水気の多いほうが好きなので、できる限り自分でごはんを炊くようにしています。

城咲さん:私は固めが好きです。毎回炊くのは難しいので、一度に炊いて小分けして冷凍しておきます。やはり白いごはんは欠かせませんから。

ちか先生:他に食生活で気をつけられていることはありますか?

遼河さん:やはり栄養のバランスでしょうか。ごはんと味噌汁を中心に、野菜や肉、魚をバランスよく食べられるように考えています。特に野菜は、身体を冷やさずたくさんの量を食べたいので、温野菜やほうれん草など火を通したものを食べるようにしています。

城咲さん:私もごはんと味噌汁は必ず食べます。それと、自炊のときだけでなく、外食のときも意識して野菜を食べるようにしています。


ちか先生:「こころにおいしいごはん」と聞いて、どんなイメージがありますか?

遼河さん:「こころにおいしいごはん」は、やはり大勢で食べるごはんです。同じものを食べても、ひとりで食べるのと大勢で食べるのでは味が違うように感じます。みんなと食べるごはんって、本当においしいと思いますから。それと、ごはん、おかず、味噌汁など、すべての料理が同時に出来あがった食事も私にとっては「こころにおいしいごはん」です。家にいた頃は母がそうしてくれていたので、私も一度に食事の用意が完了するように工夫してるんですよ。

城咲さん:コロッケと白いごはんがあればそれだけで幸せです。特に母が作ってくれるコロッケが大好きで、実家で食べる母のコロッケと白いごはんが、私にとっては「こころにおいしいごはん」かもしれません。日頃の食事では、仲の良い同級生たちと一緒に食べながら「美味しいね」と会話する―、そんなときに幸せだと感じます。だから、「こころにおいしいごはんは?」と聞かれたら、実家で食べる母のコロッケとごはん、そして、大好きな人と会話をしながら食べるごはんと答えますね。


ちか先生:これからの夢を聞かせていただけますか?

遼河さん:宝塚の舞台を「夢の世界」とよくいわれるのですが、観に来られたお客さまが日常生活を忘れてしまわれるような舞台を演じたいと思っています。普段忙しい方が現実逃避できるような、そして、メンタル的に落ち込んでいる方が元気になるような、そんな「こころにおいしい舞台」にしたいですね。

城咲さん:私自身が「やっぱり宝塚が好きだな」と実感することが多いので、これからもひとつずつ努力しながら、自分自身を成長させたいと思います。

ちか先生:最後にご組生徒(会員)に向けてメッセージをいただけますか?

遼河さん:舞台を観に来てくださるお客さまの笑顔が私たちの活力になっています。ゴーゴーご組の生徒のみなさんも、ぜひ、何度でも劇場に脚を運んでいただければと思います。

城咲さん:今まで宝塚歌劇団に興味のなかった方が、ごはんを通じて私たちのことを知ってくださったことはとても嬉しく思っています。ぜひ、ごはんパワーで元気に舞台を演じている私たちの姿をみなさんに観ていただきたいと思います。


愛知県出身。1996年に入団。月組公演『CAN CAN』で初舞台を踏む。その後、2001年に宙組に組替えし、2002年、「鳳凰伝」にて待望の新人公演主演を果たす。2006年、『NEVER SAY GOODBYE』では主人公と敵対するアギラール役を好演。その直後に再び月組に組替えし、現在は月組の男役スターとしての活躍が期待されている。174センチの長身、低音で良くとおる声、美形―。その理想的な男性像に魅了される女性ファンも多い。



東京都出身。2000年に入団。花組公演『源氏物語あさきゆめみし』が初舞台。2001年に月組に配属。2002年1月、「ガイズ&ドールズ」新人公演でヒロインに抜擢され、2003年、宝塚バウホール公演「なみだ橋えがお橋」において初ヒロインを務める。その後、新人公演で4回、宝塚バウホール公演で4回、ヒロインを経験している。2008年『ミー・アンド・マイガール』では、娘役で初のジャッキー役を演じ、さらに役の幅を広げた。抜群のスタイルと華やかでエネルギッシュなダンスが舞台上でひときわ目立つ娘役スターのひとり。

宝塚スターへのメッセージ

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